津山城のさくら🌸と色のおはなし


春はつやま

3年ぶり本格開催の津山さくらまつり🌸🌸🌸

日本さくら名所100選、日本100名城、日本の歴史公園100選

「津山城」(鶴山公園)

ふるさとの大好きな場所のひとつです

 

 

津山城のさくらは見上げるのももちろんですが

石垣の上から見下ろすさくらの絨毯が、この上なく美しいんですよ❣️

風がある日には、花びらが下からふわぁ〜っと舞い上がる姿…ぜひ観ていただきたいです!

 

今日、会合先で外のさくらを見ていた方が

「さくらって、こんなに白かったっけなぁ?!」

と、おっしゃいました

 

さくらの色が白く感じられる理由のひとつには…

「記憶色」

というものがあります!

 

さくらの種類にもよりますが

津山城にあるソメイヨシノという品種は

実は花びらの色はかなり白いです

 

 

ですが、

さくら=ピンク

と、私たちの脳で記憶しているんですね

それも、実際のさくらの色より鮮やかなピンクに塗り替えられて記憶されています

 

写真やイラストでさくらを表現する時には

この記憶色を考慮して、あえてピンク味を強く出すほうが

私たち人間は「自然!」と感じるようになっているんですね(◠‿・)—☆

 

 

記憶色は鮮やかに変換されていることが多いのですが

例外としては「肌の色」

これは記憶の中では、より白く処理されているので

顔写真などは鮮やかさを出さないほうが自然に感じられます

 

色のイメージや脳との関係って

とても面白いんですよ🤩

 

※1枚目の写真は、鮮やかさを強く加工したものです