ものづくりへの、それぞれの想いをコーディネート


住宅展示場のカラープランニングに携わり、ひと月半が経ちました。

今回のケースは、施工と同時進行で色彩提案を行っているため、

工事が進む都度、クライアント様、メーカー様、業者様との打ち合わせをし、現場にも出向いています。

外装・内装だけでなく、設備やインテリアに至るまで「色」について、トータルにご提案できることが大変有難く思います 😆

「任せるよ!」と言っていただけることは、それだけ信頼していただけているということ。とても嬉しいです 😀

でも・・・だからと言って「色」だけを自由に提案して良いというものでもありません。

すべてのものには「色」だけでなく「形」や「素材」があります

当然のことながら、物によって、ご提案できる「色」に限りがあることも。

クライアント様のご要望はもちろん大前提なのですが、

現場で施工する方、設備を提供する方など、それぞれの立場と経験によって、良いと思う物が異なることもあります。

私の立場は「カラーコーディネーター」ですが、

コーディネーターって、もともと「調整者」という意味合いなんですよね。

ただ色を提案するだけでなく、様々な立場の方のご意見や様々な物の用途に応じて、色を調整していくことが必要なんです。

ひとつのものを創り上げていく過程では、多くの方々が携わります。

それぞれの立場で、ものづくりにかける情熱や想いをお持ちです。

ここに携わる皆さんの想いを繋げながら、色を提案していくことが私の務めです。

そして・・・展示場にいらっしゃるお客様にとって、心地よい空間をご提供できるように色提案してまいりますね!!

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